畑のパルテノン
富岡製糸場見学ついでに少し足を延ばし旧松井田町役場も見学してきた。建築関係者なら知る人ぞ知る白井晟一の設計になる庁舎でロケーションと丸い列柱のベランダを持つその姿から「畑のパルテノン」と呼ばれることもある。1955年の竣工であり庁舎としての機能は近くの松井田支所(松井田町は平成18年に安中市と合併)に移り現在は歴史資料館として使われていた。軽井沢などに行く折、近くにあるはずと気になっていた建物ではあるが場所がよく分からず今まで立ち寄ることはなかった。>インターネット検索は便利(^_^)v
道路から見上げたシンメトリカルな屋根とベランダの旧役場は50年以上の歳月を経たとはいえ凛としたたたずまいで当時の「畑のパルテノン」という評もうなずけるものがある。50年前という時代を考えると畑の中に立つ小さなパルテノンがこの土地に与えたインパクトは大きかったに違いない。正面はほぼそのままの姿ではあるが脇や裏側には下屋や増築棟が設けられせっかくの姿を損なってしまっており残念。増築するのであっても同じ設計者が携わればこのような結果にはならないと思うのだが。何はともあれこの庁舎が取り壊されずその姿をとどめているのは設計者の端くれとしてうれしい。開館中の看板はでているのだがカーテンがしまっており照明も全く消されているのでどうやら土曜は閉館の様である。残念ながら内部を見る事は出来なかった。今度はついでではなく開館日時を確認してから来ることにしよう。
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