自作アンテナで地デジに挑戦(追補1)
以前の稿で自作のヘンテナで地デジ受信に成功し軒下仕様のアンテナとして本設したことを書いたがこれはその後の話。
30db程度増幅出来るブースターをかませている前提であるがこのヘンテナで受信出来る局は21chのフジTVから32chのテレ玉まで7局+19chの群馬TVと28chの放送大学(この2局はアンテナレベルが低い為、常時ではなく条件の良い時のみ可)である。前者の局についてはアンテナレベルで50代の前半から60近く(23ch、24chのTV東京やTV朝日は40代の半ばの時が多いが)夜間などで良い時は70代のレベルが出る時もある。
一方で比較的まれではあるが日中でアンテナレベルが不安定で50代から20代あたりまで大きく変動しそんなに長い時間ではないが受信不可となる場合もある。(原因はよく分からない。少なくとも晴雨などの天気には関係しないようだ)当地からは60kmを超える距離にある東京タワーからの信号を受信している事や、屋根上ではなく2階バルコニーという低い場所で受信しているなど不利な条件も重なっているせいかも知れない。(もう少し近くに送信アンテナがあればそちらの方向に向けた方が障害を受ける可能性が減るので安定受信につながると思うが我が家の場合は設置可能ヵ所の関係で東京タワーの方向に向けざるを得なかった)
そんな事から遠距離であってもアンテナのゲインを上げれば安定した受信が可能になるのではないかと考えてゲインを上げるべく更なる改良を試みた。とは言え特性を計る計測器などあるはずもなく理論も分からず素人の浅知恵によるトライアンドエラーの手探りの試行である。アマチュア無線の方たちがよくやっているアンテナを何段にも重ねるスタックと言う方法が思い浮かぶが自作のヘンテナ2号(横並びの4スタック)を製作した経験から工作の精度、それぞれを接続するコネクタやマッチング等を考えると製作は複雑になり本当にマッチングが取れているのか確認するすべも知識もなく現実的でないと思われた。以前に作ったのは1/2λヘンテナというものだが調べて見るとこれを2個合体させたような1λヘンテナと言うものがあり工作は先の1/2ヘンテナとさほど変わらない。大きくなった分ゲインも稼げるのではないかと勝手に考え今回はこれを採用することにした。これに加えてゲインを上げる為の方策として導体の断面を大きくする事にした。ただ高周波は表皮効果というもので導体の表面近くにほとんどが流れるようなので無垢の棒よりは中空のパイプの方が効率がよさそうだ。(表面積が大きい方が受信した高周波が導体(アンテナ)内に発生する誘導電流をより大きく取り出せると考えた。素人考えなので正しいかどうかは保証できないが)そんな理由から今回は1λの部分を6mmの銅パイプで、パイプを曲げるベンダーなど無いので曲がりの部分は4mmの銅の丸棒を加工して1λヘンテナを製作してみた。(少なくとも表面積だけは現役ヘンテナ1号の数倍になっているはず(^_^;)
つづく
写真は製作した1λヘンテナ(中央が同軸との接続部、左右のショートバーは調整のため仮で1mm位の銅線を巻きつけてある)
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




最近のコメント